理系へのコンプレックス、そして憧れ
高校の時に、数学で躓きました。微分積分、あたりだったと思います。
で、さっさと文系に逃げました。
「文学等が好きだから」ではなく、「数学がわからないから」の選択でした。
それが一概に悪いとは思いません。学校の、特に受験勉強というのは、制限時間内にどれだけ問題をこなして得点を取れるか、という競技なので、不得意分野を避けて得意分野に勝負をかけるのは理にかなっている選択です。
ただ、それがずっとコンプレックスになっていました。
「どうせ自分にはわからない」
とすねつつ、理系の人たち、特に森博嗣さんの小説の登場人物などを読んでいると、憧れと劣等感が沸き上がってきて、なんだか素直に読めないことが多々ありました。
「何かスキルを身につけなくては」
と思い立った時にプログラミングという選択肢に出会い、連鎖して数学にも向き合うことになりました。まあ、プログラマー=数学得意、というわけでは必ずしもないようですが、といって、まったく無関係というわけでもないでしょう。
なので、漫画でおさらい中学数学、というような本から手に取り、40の手習いを始めてみました。
どこまでいけるかわかりませんが、まあ道半ばで寿命が尽きるというのもなんだかロマンチックではないでしょうか? なんか違う?